
Digiface USB
32 入力 / 34 出力 USBオーディオ・インターフェイス
製品概要

入出力
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ADAT/SPDIF入出力 × 1
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ヘッドフォン出力 × 1
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USB 2.0端子(USBバスパワー対応)
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DCカップリング出力(Phones)
主な機能
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すべての設定をリアルタイムに変更可能
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ADAT 及びSPDIF I/O を同時に使用可能
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ADAT モードでの優れたBitclock PLL(オーディオ同期)
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ADAT オプティカル(S/MUX) 経由で24 bit/96 kHz(16 チャンネル)、24 bit/192
kHz(2 チャンネル)録音・再生
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ADAT オプティカル(S/MUX4) 経由で24 bit/192 kHz(8 チャンネル)録音・再生
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バッファー・サイズ/ レイテンシー設定:32~8192 サンプルから選択可能
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クロック・モード:スレーブ、マスター
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インテリジェントにマスター/ スレーブ・クロックを自動切換え
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SteadyClock: ジッターの影響を受けない極めて安定したデジタル・クロック
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SyncAlign:サンプル単位での正確な配列を保ち、チャンネル間のスワッピングを
防止
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SyncCheck:入力信号の同期状態を監視し、その結果を表示
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TotalMix:レイテンシーの無いサブミックスと完璧なASIO ダイレクト・モニタ
リング
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TotalMix:内部処理46 ビットの2244 チャンネル・ミキサー
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サブミックス出力も可能な独立1 系統のアナログ/ ライン・ヘッドフォン出力
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DIGICheck DSP: ハードウェア・ベースのレベル・メーター、Peak/RMS 計測
コンパクトでポータブル、軽量なオーディオ・インターフェース

Digiface USBは、きわめてコンパクトで携帯に便利なデジタル・オーディオ・インターフェイスです。4つのオプティカルADAT/SPDIF入出力と、6.3 mm TRSジャックによるアナログの高品位ライン/ヘッドフォン出力を備えています。Digiface USBは、RMEの名高いHDSP Digiface(ヘッドフォン、PCIインターフェイスと3つのADAT I/Oインターフェイスを搭載)の遺産を受け継ぎながらも、USB 2によって接続が簡素化されています。外部電源は不要で、さらに、もう1つオプティカルI/Oが追加されているため、ADATオプティカルの使用時に入出力がそれぞれ32チャンネルにのぼります。
アナログ出力はチャンネル33/34に対応し、TotalMix FXを通じて自由に使用できます。
TotalMix FXはRMEのルーティングおよびモニタリング・ソリューションです。これを使用すれば、ほぼ無制限のルーティングとミキシングが可能です(Digiface USBにFX機能は搭載されていません)。
各オプティカル・ポートはADAT(最大8チャンネル)またはSPDIF(ステレオ)のいずれかを使用できます。入力は受信信号のフォーマットに自動的に適合され、出力はADAT動作またはSPDIF動作に個別に切り替えることができます。また、SMUXとSMUX4に対応しています。このため、192 kHz時には、4 x SPDIF経由またはADAT経由で8チャンネルを、入出力ともに使用できます。
小型で軽量、バスパワーで動作するDigiface USBは、非常に便利で幅広い用途で利用できます。例えば、携帯してシンプルなヘッドフォン・アンプとしてもお役立ていただけます。
デジタル・リアルタイム・ミキサー TotalMix FX

最新の全てのRMEインターフェイスと同様、Digiface USBにも強力なデジタル・リアルタイム・ミキサーであるTotalMix FXが備わっています。これによって、全ての入力および再生チャンネルを、同時に全てのハードウェア出力へ、事実上無制限にミキシング/ルーティングすることができます。Digiface USBにはDSPが搭載されていないので、FX機能を使用できません。ただし、トークバック機能付きの専用のControl Roomセクション、Main/Phones、フェーダー・グループ、ミュート・グループ、MackieまたはOSCプロトコルによる完全なリモート・コントロール機能など、多数の機能が搭載されています。
TotalMix FXは主に以下の用途で使用できます:
- レイテンシーのないサブミックス作成(ヘッドフォンミックス)。Digiface USBは最大17系統の完全独立ステレオ・サブミックスが可能です。これはアナログ・ミキサーでは、34系統のAuxセンドに相当します。
- 無制限の入出力ルーティング(自由に活用可能、パッチベイ機能)。
- 信号を同時に複数の出力に分配。TotalMixは最先端のスプリッター、分配機能を提供します。
- 異なるアプリケーションの再生を1つのステレオ・チャンネルから出力。ASIOマルチクライアント・ドライバーは複数アプリケーションの同時使用に対応しています。それぞれ異なる再生チャンネルで再生した場合、TotalMixを使用してこれらの信号を1つのステレオ出力にミックスしてモニタリングすることができます。
- 入力信号を再生信号へミキシング(完全なASIOダイレクト・モニタリング‐ADM)。RMEはADMの先駆者であるだけでなく、最も充実したADM機能を提供します。
- 外部機器(エフェクトなど)を統合。TotalMixを使って再生または録音パスに外部エフェクト・デバイスを挿入できます。この機能は用途によってはインサート、またはエフェクト・センド/リターンと同様の働きをします。例えばリアルタイム・モニタリング時にボーカルにリバーブを加えるために使用できます。
全ての入力チャンネル(Hardware Inputs)、再生チャンネル(Software Playback)とハードウェア出力(Hardware Outputs)にはピークとRMSレベル・メーターが実装されています(ハードウェア上で計算)。これらのレベル表示はオーディオ信号の有無とルーティングの確認に便利です。
TotalMix Remote

TotalMix RemoteはTotalMix FXと組み合わせて使うことで、RMEオーディオ・インターフェイスのすべてのミックス状態、ルーティング、EQ設定、そしてレベル・メーターをリアルタイムで表示し、イーサネットや無線LANを用いて離れた場所からコントロールすることができます。
複数箇所からの1つのTotalMix FXをリモート・コントロールできるため、各ミュージシャンがそれぞれのモニターミックス・レベルやエフェクトの調整を独自に調整したり、施設内での異なるゾーンからのレベル設定なども可能です。
またTotalMix Remoteはそれぞれ異なるインターフェイスを接続した最大3台のTotalMix FXとの接続をサポートし、大規模な入出力環境であっても1台のTotalMix Remoteで管理が行なえます。
保証

RME製品の保証期間を通常の1年保証から3年保証へ変更させて頂き、末長くご使用頂けるようご提供させて頂きます。
*3年保証を受けるためには製品登録が必要です。
