ADI-2 Remoteを実際に使用する前に、デバイスの現在の設定をバックアップします。以下の操作を行うことで、現在の設定を含む20個のPEQプリセットを、いつでもロードできるセットアップ・ファイル(.adistp)として保存できます。
ADI-2 Remoteを使用して変更した内容は、このセットアップ・ファイルをロードすることで簡単に元の状態に戻すことができます。
- デバイスのMIDI Control項目をONに設定します。
設定:SETUP – Options – Remap Keys/Diag – MIDI Control
※ADI-2 Pro、ADI-2/4 Pro SEの場合は、Options – Device Mode/DSD
- デバイスとコンピューターを接続し、ADI-2 Remoteを起動します。ADI-2 Remoteはデバイスの現在の状態を読み取るだけで、設定を操作しない限り、デバイス上では何も変更されません。
デバイスに複数のセットアップを保存している場合
デバイスに複数のセットアップを保存している場合は、それぞれのセットアップをデバイスにロードし、それらを別々のファイルとして保存します。現時点ですべてのセットアップを含むグローバル状態の保存機能はないため、すべての保存したセットアップについては、1つずつ順番に保存する必要があります。
- ADI-2 RemoteのDEVICEページに移動してLoadをクリックし、次にSetup1~9をクリックします。この操作は、デバイスのディスプレイ・メニューからセットアップをロードするのと同じです。
- 現在の状態を上記「バックアップ・ファイルを作成する」の手順同様にファイルとして保存します。すべてのセットアップでこの操作を繰り返します。