
TotalMix FX ver0.99はTotalMix iPad App*に合せて新しいデザインを採用し、いくつかの新機能が追加されました。また、今回のバージョンから、Windowドライバーもインストーラー形式になっており、以前のようにデバイスマネージャーからドライバーのアップデートを行う必要はありません。
TotalMix FX ver0.99を含む最新ドライバーは「サポート/ダウンロード・ページ」からダウンロードいただけます。
*TotalMix iPad Appの概要につきましては、「TotalMix FX for iPad」のページをご覧ください。
TotalMix FX ver 0.99の変更点
インターフェイス
- 近日公開予定のiPad Appに向けた新しいデザイン
- 画面にあわせて3つの解像度での使用が可能に: 従来の100%表示、1920 x 1200モニターに最適な135%表示、Retinaディスプレイに最適な200%表示。 解像度は、新たに追加された[Window]メニュー、またはホットキー[Z]で拡大/縮小を切替え可能。
- Matrixビュー:現在表示されている内容が画面に収まらない場合に、上部の入力と下部の出力の境界線を垂直にドラッグ可能。

新機能
ハードウェア出力のSettingsパネル内(スパナ・ボタン部分)
- No Trimボタン:チャンネルをTrim機能から除外可能。
- →Talkbackボタン:以前はPhones出力のみに送られていたTalkback信号をすべてのチャンネルに設定可能。

Settings画面(F3)の新機能
- PFL(Pre Fader Listening)モード:Soloボタンをライブ環境に有用なPFLボタンに切替えて使用可能。
- MIDIタブ:同時に4つのMIDIリモート・ポートに対応。
- OSCタブ:同時に4つのOSCリモート・ポートに対応。(8つ合わせての使用も可)
- Aux Devicesタブ:近日発売予定のOctaMic XTCのリモート・コントロール設定。Fireface UFX等のADAT入力や、MADIface USB、MADIface XTのMADI入力にOctaMic XTCを接続すると、TotalMixの入力チャンネルにゲイン・コントロール等の設定画面が表示され、柔軟に制御可能。

Preferences(F2)の新機能
- Count MADI Channels per port:2系統以上のMADIポートを使用している場合に、目的のチャンネルを見つけ易くするために、MADIポートごとにチャンネル名を割り振ります。例えば、HDSPe MADI FXで、サンプルレート48kHz時にMADI 2ポートの1ch以降が「65、66、67・・・」と表示されていたものが、「M2-1、M2-2、M2-3・・・」と表示されるようになります。また、96kHzや192kHz時に設定した際にも、MADI 2やMADI 3などの系統内のチャンネルとして表示されますので、チャンネルの把握が非常に容易になります。

その他
- スピード、安定性等のパフォーマンスを改善
- Mac:10.8.xでAlways on Top(常に前に表示)が正常に機能。Matrixウィンドウをリサイズした際に最小化する問題を修正。
- 近日発売予定のMADIface XT、MADIface USBに対応。
- New – MIDI経由でGainをコントロール可能(CC9、値0〜60、チャンネル1〜16でインターフェイスのチャンネル構成に従って最大16の入力ゲインをコントロール可能 – 例:Babyfaceは1、2チャンネルのゲインをコントロール可能)
- New – (Windows:Preferences画面)設定をユーザーごとではなく、すべてのユーザーに対して保存する[All User]オプションを追加
- New – (Windows:Preferences画面)TotalMix FXの表面をロックする[Lock User Interface.]オプションを追加
- 細かなバグを修正

Fireface UFX III
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