
Fireface UFXシリーズ/802、Fireface UCX、Fireface UC、Babyface ProなどのRMEオーディオ・インターフェイスでMOTU Digital Performerをご利用いただく際の、基本的な設定方法を解説します。解説はDigital Performerバージョン10.13の設定画面を使用しますが、異なるバージョンのDigital Performerをご使用の場合も、インターフェイスや、メニューの名称は一部異なりますが、基本的な操作方法は類似していますので、同様にご参考にしていただけます。 また、本ガイドはドライバがすでに正しくインストールされ、RMEのオーディオ・インターフェイスが正常に動作していることを前提に作成しています。インストール手順については、製品に同梱されているインストールガイド、またはマニュアルをご参照ください。
ご注意: 本ガイドは設定時のご参考情報として公開させていただいております。本ガイドの内容について弊社サポートへお問い合わせ頂きましてもご回答致しかねますので、あらかじめご了承の程お願いいたします。 各製品のご使用方法に関しましては、お取り扱いメーカー様、または販売代理店様までご確認ください。
基本セットアップ・ガイド
大まかな流れ
- プロジェクトの作成
- Digital Performerのオーディオ・デバイスとしてRMEオーディオ・インターフェイスを選択
- サンプル・レートの設定
- バッファー・サイズの設定
- 再生の確認
- SettingsダイアログとTotalMix FXについて
STEP 1
Digital Performerを起動し、新規セッションを作成します。

STEP 2
次にメニューから「セットアップ」> 「オーディオシステムの設定」>「ハードウェアドライバの設定…」選択します 。

STEP 3
Macの場合:
- 表示される「ハードウェアドライバの設定」画面の一番上のメニューから「Core Audio」を選択します。
- ダイアログ上部にあるデバイス・リストから、使用するRME製品を選択し(下の写真では“Fireface UCX (シリアル番号)”)、「OK」をクリックします。

Windowsの場合:
- 表示される「ハードウェアドライバの設定」画面の一番上のメニューから「ASIO」を選択します。
- 「ASIO Driver:」ポップアップメニューから適切なデバイスを選択します。 お使いの機種に応じて、RME提供のASIOドライバーを選択してください(「ASIO Fireface」「ASIO Fireface USB」「ASIO Hammerfall DSP」など)。汎用のASIOドライバーでも使用可能ですが、機器のパフォーマンスを十分に得られない場合がありますのでご注意ください。 「OK」をクリックすると設定が確定されます。

STEP 4
サンプル・レートを設定します。
「ハードウェアドライバの設定」画面の「サンプルレート:」(Windowsの場合は「Sample Rate:」と表示)ポップアップメニューから目的のサンプル・レートを選択します。ここで設定したサンプル・レートに従ってDigital PerformerとRMEオーディオ・インターフェイスが動作します。「OK」をクリック すると、選択したサンプル・レートが適用されます。

STEP 5
バッファー・サイズを設定します。
バッファー・サイズは、ソフトウェア・シンセの演奏や外部入力へのエフェクト処理など、リアルタイム処理が必要な場合に重要な設定です。
ヒント:バッファー・サイズを小さい値に設定するとレイテンシー(音の遅れ)が小なくなります。しかし、その分コンピューターへの負荷が高くなり、バッファー・サイズが小さすぎると音が歪んだりクリップしたりする原因となります。尚、ライブなどでリアルタイムにパフォーマンスする場合には、256 sample以下に設定すると音の遅れを最小限に押さえることができます。 最適なバッファー・サイズは、お使いのコンピューターやオーディオ・インターフェイスの性能によって異なります。バッファー・サイズを変更しながら、レイテンシーとバッファー・サイズの最適な組み合わせを探し出してください。また、演奏をモニタリングしながら録音する場合は、RME TotalMix FXの使用をお勧めします。外部入力信号をコンピューターを通さずに直接モニターするダイレクト・モニタリング機能を用いることでDAWのレイテンシーを気にすることの無い遅延ゼロのモニタリングが可能です。
Macの場合: 「ハードウェアドライバの設定」画面の「バッファーサイズ:」ポップアップメニューから、目的のバッファー・サイズを選択します。
Windowsの場合:「ハードウェアドライバの設定」画面の「Configure Driver」ボタンを押すと、「RME Settings」ダイアログが表示されます。Windowsの画面右下にあるタスクバーから「RME Settingsダイアログ」のアイコンをクリックすることでも起動できます。表示されるSettingsダイアログの「Buffer Size (Latency)」メニューから、目的のバッファー・サイズを選択してください。



Tips:サンプル・レートとバッファー・サイズ(Macのみ)は、メイン・ウインドウ上部のコントロールパネルからも変更できます。

STEP 6
オーディオ出力の確認
オーディオの入出力は、TotalMix FXの画面で確認できます。Digital Performerのマスターアウトは、標準ではTotalMix FXミキサーの中段「SOFTWARE PLAYBACK」の左端「AN 1/2」に割り当てられています(インターフェイスの製品によって名称が異なる場合があります)。
TotalMix FXが初期状態の場合、Digital Performerから再生された音は、TotalMix FXミキサー下段「HARDWARE OUTPUTS」の「AN 1/2」(出力1/2)と「CONTROL ROOM」の「Main」チャンネル(ヘッドフォン)から出力されます。

SettingsダイアログとTotalMix FXについて


「RME」アイコン(MacはDock、Windowsはタスクバーにあります)をクリックすると、「Settings」ダイアログを呼び出すことができます。サンプル・レートの変更やデジタル出力のフォーマット変更、機器のステータスやドライバー/ファームウェアのバージョン確認など、RMEオーディオ・インターフェイスの様々な設定/確認が可能です。変更したステータスは即座にオーディオ・インターフェイスに反映されます。
またTotalMix FXアイコンをクリックすることでTotalMix FXミキサーが起動します。TotalMix FXは、インターフェイスへの外部入力信号をゼロ遅延でモニターできるダイレクト・モニタリングや、コンピューターからの出力信号をPC内の任意のチャンネルに戻すことができるループバック機能、CPUを使用しない内蔵DSPによる高品質エフェクトなど、様々なルーティング/ミックスが行える強力なミキサー・ソフトウェアです。Digital Performerと併用することで、完璧なDAW環境を構築できます。
TotalMix FXに関する詳細は、こちらをご参照ください。

以上でRMEオーディオ・インターフェイスをDigital Performerで使用する際の基本的なセットアップが完了しました!

